【クラウドバンク】匿名化の解除、融資先の情報開示の進展について。

ソーシャルレンディング業界では、金融庁の公式見解を受け、貸付先の匿名化の解除が進んでいます。

今回取り上げるのは、クラウドバンク!

クラウドバンクの姿勢は、

  • 融資先の同意が得られたものは、直接的な融資先が特定できる情報提供も行う

というものです。

素早い対応でフットワークが軽いなと思いましたが、実際の開示内容はどうなっているでしょうか。

確認していきます。

 

匿名化解除の流れ

他社との比較間

私が認識しているだけでも、Fundsやクラウドクレジット等も匿名化解除へ対応していくとのリリースを出しています。

クラウドバンクもこの大きな流れに乗っている形です。

ただし、融資先の同意が得られたものに限るとのことで、その点が他事業者と若干異なるかもしれません。

  • クラウドクレジットの例

当社は匿名化解除が実行された時点で、ほぼ全案件の融資先企業の社名を開示します

https://www.quick.co.jp/6/article/20013

上記のように、「ほぼ全案件の融資先企業を開示します」というニュアンスとは、クラウドバンクは若干異なりますね。

一方で、maneoやSBISLからは反応がまだないと認識しています。

規模が大きくなると動きも鈍くなるのである程度は仕方ないと思いますし、開示が必ずしもプラスに働かない点もあるかと思いますので。。 

クラウドバンクの姿勢

4/17より、募集ファンドで融資先の開示が行われています。

詳しくは以下リンク先より。

 (クラウドバンクHP)融資先の情報開示等に関する対応につきまして

また、HPには以下のような文面があります。

当社のお客様につきましては、先般改定いたしました匿名組合約款を通じて「融資先と投資者とが貸付けに関する接触をしない旨」等の要件を満たす内容について同意をいただいておりますが、転記等された情報を利用した第三者等が融資先に直接接触する等のトラブルが生じた場合、転記されたお客様の責任が問われる等の可能性がございます。何卒ご理解賜りますようお願いいたします。

我々投資家は、開示された融資先と接触してはいけないことになっています。

現在、GILへの投資家が、JCサービスに問い合わせしている例があるかと思います。

クラウドバンクで同様に大きな返済遅延が生じた際に、最終融資先に直接接触しようとする方が出てくるかと思います。

そのあたりのコントロールはクラウドバンク(に限らずファンド販売事業者はみな)、相当に大変だと思われます。

掲載例

クラウドバンクのHPに例が挙がっています。

以下画像のように、会員限定で融資先企業名等が開示されています

ブログ等で案件紹介する際に、この情報を使用することはできないことになっています。

この点はブログを書いている身からすると、若干残念です。

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また、融資先の同意が得られたものに限っての情報開示になりますので、以下の様に「融資先からの要請により非開示となります」となっている案件もあります。

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※クラウドバンクで募集されている、とあるファンドより抜粋。

 マスキングは管理人が実施。

最後に

企業名が開示されてから、時折案件を確認するようになりました。

聞いたこともないし、財務状況も良くなさそうな企業も散見されます。

だからこそソーシャルレンディングで資金を集めているのであり、一般人から見て融資したいと思う会社が出てくることは稀でしょう。

このように融資先が開示されたからこそ、投資家が尻込し、資金を集めるのに苦労する展開になることも予想されます

ただし、そのリスクを負ってでも、情報開示を積極的に行うクラウドバンクの姿勢は評価できます。

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PS

ソーシャルレンディングを題材としたサイトやブログで、唐突に聞いたことのない企業を分析するような記事が上がったりしないかなーとか思ったりしています笑。 

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